検索エンジンでの上位表示を狙う時に、よくある疑問点をまとめました。
検索エンジンはGoogleだけ見ればいい
代表的な検索エンジンは、👇の3つ。
- Google
⇒ 9割以上の人が利用 - Yahoo
⇒ Googleの検索結果とほぼ同じ - Being
⇒ 1割以下なので気にしなくていい
Googleが9割以上のシェアを持っているので、競合調査や自分の記事の順位などはGoogleだけを見ていればOKです。
Googleが全ての基本です。
検索順位のチェック方法
作成した記事が、検索何位になったのか計測する方法ですね。
主に、👇の3つがあります。
- Googleで実際にチェック
⇒ 面倒だが基本 - サーチコンソール
⇒ 無料で検索エンジンの状況が分かるツール - 有料ツール
⇒ 特に使わなくてもOK
サーチコンソールがベストです。
Googleで実際にチェック
最も基本となる手法ですね。
記事で設定した「メインキーワード」や「関連キーワード」をGoogleに入力しましょう。
実際に数えるだけですね。
面倒ですが、基本です。
サーチコンソール
サーチコンソール(通称サチコ)は、Googleでの状況を確認できる優れたツールです。(無料)
例えば、👇の記事の場合・・・
サチコでデータを確認すると、👇の結果でした。
各キーワード(クエリ)ごとの順位を確認できますね。
メインキーワードだけではなく、関連キーワードもチェックできるので便利です。
ちなみにサチコ以外の無料ツールは、性能が低いので使う意味がありません。
サーチコンソールの活用法は、第15章で詳しく解説します。
有料ツール
「GRC」など、年間1万円程で使える有料ツールは数多くありますが・・・
個人的にはサチコで十分なので、必要性を感じません。
私自身も以前は有料ツールを使いましたが、今はサチコで十分です。
順位とクリック率
検索順位が高いほどアクセス数は増えます。
上の方に表示されるほど、読者のクリック率が高くなるのが理由ですね。
順位とクリック率のデータは、👇のとおり。
1位と2位では、2倍近くのアクセス数の差となります。
1ページ目一番下となる10位の場合は、2.5%とかなり少ないですね。
ちなみに、2ページ目の11位以降になると1%以下となります。
キーワードによって順位とクリック率は大きく変わります。例えば検索結果の上方に広告が大量に入るキーワードでは、1位になってもクリック率は下がります。実質の順位は広告の後だからですね。
1位を目指すのはもちろんですが、最低でも5位以内に入りたいですね。
順位UPの目安時間
キーワードによって上位表示される期間は違います。
具体例を確認しましょう。
ライバルが強い場合
強いライバル(高品質な記事)が多いキーワードなら、上位表示に時間がかかるのは仕方ありません。
例えば、👇の記事は「アメブロ アクセスアップ」をメインキーワードとして狙っていますが・・・
アクセス数は時間経過とともに、下記のように伸びています。
- 2~3か月目:他の記事からリンクで誘導して、アクセスを増やす
- 4ヶ月目:1ページ目に表示され、検索エンジンからアクセスが来始める
- 5ヶ月目:メインキーワードで1位となり、アクセス数が急上昇
- 6か月目:複数の関連キーワードで1位となり、さらに増える
⇒ 以降、この状態が継続中
「アメブロ アクセスアップ」 で1位を取れると稼げるので、強いライバルが多いキーワードでした。
時間はかかりましたが、「SEO対策」+「リンク」で1位を取れた例ですね。
ライバルが強いと時間はかかりますが、1位になれた時のアクセス数はとても多いです。
ライバルが弱い場合
ライバルが弱いキーワードの場合は、すぐ1位になる場合もあります。
👇の記事は「アメブロ 吹き出し」のキーワードを狙った記事ですが・・・
作成して2週間後には、検索1位になりました。
作成した当時は、アメブロ用の吹き出し素材を提供する記事が1つもなかったのが理由です。
読者の悩みに答える記事が存在しなかったので、解決法を記事にしたらすぐに1位になった例ですね。
ボリュームのあるキーワードだったので、すぐにアクセス数を稼ぐ記事となりました。
2022年現在では、競合記事が出てきたので順位は少し下がりました。
ライバルが弱いキーワードは稼げない可能性も高い
ただしライバルが弱いキーワードは、ボリュームがなく・検索者数自体が少ない場合も多いです。
1位になっても、アクセス数を少ししか稼げない可能性は高いということ。
事前に、ボリュームのチェックが大事ですね。
「アメブロ 吹き出し」のようにニーズがあるのに、ライバルが少ないキーワードは貴重です。
このようなお宝キーワードを見つけたら、速攻で記事を作りましょう!
検索エンジンに表示されない場合は?
まだ登録されていない
検索エンジンに記事が登録されるまで、2週間程度かかります。(キーワードによって変化アリ)
登録されたかどうかの確認は、「site:」の後に記事のURLを入力して検索すればOK。
記事が検索エンジンに登録されていれば、👇のように表示されます。
あくまでも登録されている状態なので、検索順位とは関係ありません。
登録されていない場合は、👇の表示です。
記事を作成してから、しばらくはこのような状態となります。
登録されるまでは、待つしか方法はありません・・・
順位が低すぎる
キーワードで検索しても、表示されないケースですね。(「site:」で登録はされている状態)
検索順位が100位より下の場合には、検索結果に表示されません。
ランク外の状態ですね。
記事作成直後は順位が低く、時間をかけて徐々に上がります。
競合の強さにもよりますが、1か月程度で下位にランクインするイメージです。
リンクでアクセスを送り続ければ、順位は上がってきますよ。
アメブロ同士で競合している
狙ったキーワードで検索した時に、上位に他のアメブロ記事が存在する場合に起こります。
検索エンジンは同一ドメインの記事を、複数表示しない傾向にあります。
つまり、アメブロから選ばれる記事は1~2個ということですね。(1個が多い)
アメブロ独自の問題点です。
他のアメブロが競合となり、ランク外に弾かれている状態ですね。
解決する方法は、3要素の「SEO対策」「アクセス数」で上回ること。
検索エンジンに競合記事より質の高い記事だと伝われば、競合のアメブロと入れ替わる仕組みです。
あなたの記事が突然上位でランクインし、競合記事がランク外に弾かれます。
例えば、👇の記事の場合・・・
アクセス数は下記の通り伸びていますが、4ヶ月目に上位にいた競合のアメブロと入れ替わって、私のアメブロ記事が上位表示されました。
そして競合のアメブロ記事は、ランク外に弾かれています。
なお入れ替わりには時間がかかる場合が多く、長期戦になりやすいです。
競合にアメブロがいるということは、あなたのアメブロでも上位表示が可能なキーワードであることも分かります。
カニバリを起こしている
上位表示していた記事が、ある日突然ランク外に飛ばされる現象です。
自分自身のブログ内の記事同士が競合(カニバリ)すると、検索エンジンからの評価が下がります。
表示記事が入れ替わる場合もありますが、両方ランク外に弾かれる可能性も高いです
記事タイトルに「他記事の関連キーワード」を入れたなど、初歩的なミスが多いですよ。
カニバリについては、第17章で詳しく解説しています。
第2章のキーワード選定が大事な理由ですね。